37. 転覆家族が行く!!-夫婦関係に悩む人、子育てに迷う人、仕事と家庭と遊びのバランスに苦しんでいる人たちへ- 本田亮

著者は電通でCMプランナーとして活躍しながら、環境漫画家として活動したり、アマゾンのカヌー旅行記を出したりで、破天荒なエピソード満載の方。そう聞くと自分とは共通点がなさそうですが、本書は「夫婦関係に悩む人、子育てに迷う人、仕事と家庭と遊びの…

36. きみの友だち 重松清 中学生も大人も楽しい小説

素敵な作品の多い重松清さんの小説の中でも、私と中学生の長女が特に好きな一冊です。正確に言うと、それぞれが買ってしまったので家に二冊ありますが。短編が連なってゆるやかな長編をかたちづくる、短編連作という形式がとられています。 わたしは「みんな…

35. テレンス・コンラン流 インテリアの基本 心地よい家を作る要素

副題にある通り、「シンプルで美しい暮らしのための3つのエッセンス」を、素晴らしい写真集のような豊富な事例で紹介してくれます。 「無駄なく」 Plain ありのままの素材、すっきりとしたフォルム、魅力を高めるどころか不鮮明にしてしまうような、過度な…

34. 風が強く吹いている 三浦しをん 中学生も大人も 楽しい小説

娘たちが小学生のころに読破した、最初の大人向け小説だと思います。二人とも小学校6年生のだったでしょうか。単行本で500ページのボリュームですが、二人とも夢中で読んでました。大学のあばら家学生寮に住む10人が箱根駅伝を目指すことになる、三浦…

33. Baby Step 勝木光 親子で楽しめるマンガ テニス上達にも

主人公が高校からテニスを始めてプロを目指す、成長物語。テニスの戦術やトレーニング方法などはとことんリアル。主人公は、身体能力は普通ながらも、ラリーやポイント全てをノートに記入し、学びを蓄積して着実に成長していくユニークなキャラ。今はやりのS…

32. 精霊の守り人 中学生も大人も 楽しい小説

中1の娘と二人でほぼ同じに読み始め、二人して大いに楽しんだファンタジー小説。18世紀ごろの東南アジア、中央アジアを想起させる架空の世界が舞台。中年に差し掛かる超一流の女性用心棒と、政争と精霊に翻弄される王子を主人公とした物語。 上質なファンタ…

31. 図書館戦争 中学生も大人も 楽しい小説

本好きの中二の長女と一緒に、イッキ読みしたシリーズ。「図書館の自由が侵される時、われわれは団結して、あくまで自由を守る。」このクールな宣言は現実の図書館法内の条文ですが、これにインスパイアされた物語で、本の検閲を巡って図書館で戦闘が繰り広…

0. 仕事、夫婦、暮らしを楽しくする本 サラリーマンN太郎のおすすめ

このブログを読みに来てくださりありがとうございます。米系消費財メーカーで働くサラリーマンのN太郎です。仕事や伴侶に恵まれてきたはずが、「不惑」を迎える頃から、惑うことが増えました。10代は目の前のことにしゃにむに取り組み、20代は自由を謳歌し…

31. モバイルボヘミアン 本田直之・四角大輔  自由な人生 自分で設計

6年前に出版された本田直之氏の「ノマドライフ」が新しい仕事のやり方を提案していたとしたら、四角大輔氏との共著による本書は生き方の提案により重きが置かれています。 ノマドワーカーを「どこにいても仕事ができる人」とするならば、モバイルボヘミアン…

30. FACTFULLNESS ハンス・ロスリング データを正しく見る

正しく判断するためにデータを集める。バイアス、思い込みを持たずにデータを見る。状況を正しく理解するために適切にデータを分析する。データの活用がビジネスの勝敗を分ける時代、この大事で、難しいことを、大変わかりやすく教えてくれる本です。オバマ…

29. 凡人のための地域再生入門 木下斉 地域が面白い

地域再生をドライブしたい筆者が同士に共有したい、成功に必須なロジックと、苦難に打ち克つためのエモーション、その両輪を伝えるべく、小説形式で地方での事業のリアルが描かれています。 シンプルに面白い。筆者の実体験がベースとやるストーリーは現実的…

28. プラチナタウン・和僑 楡周平 人生100年時代、次に何をする

人生100年時代、日本の社会構造が変わる中で、地方の政治、経済が成り立っていくためには、やり方を大きく変えなければならない。元エリートサラリーマンが、町長として宮城県の田舎町で奮闘する、すごく面白い小説です。同時に、自分がサラリーマンとして20…

27. サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ <人類はどのように文明を発展させ幸福に至るか>

人類、ホモ・サピエンスが他の類人猿を圧倒して生き残らせたのが「認知革命」。その後の文明を可能にしたのが「農業革命」と「科学革命」。人類の幸福のために、今後何が必要か。 大きなスケールで考えるきっかけになります。人類が発展した契機が認知革命、…

26. 20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 <文章で人を動かす>

何のために文章を書くのか。それは動いて欲しいから。相手の心を動かしたい。社内の人と合意したい。未来の自分を変えたい。だから。 「いい文章」とは、「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」のことである。 日記やメモなら読者などいない…

25. 妻のトリセツ 黒川伊保子 本気で夫婦ゲンカ削減計画

女性AI科学者で結婚歴数十年の著者が説く「妻のトリセツ」、大ヒットしています。女性の思考回路に関する説明は説得力があり、事例はあるあるだらけ。それだけ身につまされる内容でも、夫として十数年、いや、男子として四十数年行ってきた言動、行動パター…

24. SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 安眠に直結する3つの手法+α

良い睡眠は日々の活力に直結し、公私のパフォーマンス向上には欠かせません。本書では気をつけるべき20の手法がわかりやすく説明されています。科学的根拠もあっていずれも納得できますが、自分が取り入れやすいもの、効果が出やすいものには個人差がある…

23. 怒らない禅の作法 枡野俊明 <心を穏やかに保つ>

禅の心とは、物事にとらわれず今この一瞬を大切に生きること。執着を手放し日々満足して生きること。よけいなものをそぎ落としシンプルに生きることです。 怒りに振り回され、人にぶつければ人間関係にヒビが入る。我慢すれば後々までストレスが残る。とはい…

22. 夫に死んでほしい妻たち 小林美希 <妻視点の不満の理解からよりよい夫婦へ>

過激なタイトルに夫としては一瞬動揺しますが、真面目な面白い本です。著者は女性の就業継続等に精通した、団塊ジュニア世代の女性ジャーナリスト。いったい何が、妻たちをそう願うまでに追い詰めているのか。その原因を紐解いていけば、社会に共通の問題が…

21. 信長の原理 垣根涼介 優れた武将とビジネスマンは似た思考をたどる

織田信長は既存の枠組みに捉われないことに加え、人材の効率的活用に尋常ではないレベルでこだわった。部下の能力を絞りつくしてナンバーワンになり、限界を超えてしまって転落した。明智光秀、豊臣秀吉は超優秀な勤め人で、歯を食いしばり、時には泣きなが…

20. 「うまくいく夫婦、ダメになる夫婦」の心理 加藤諦三 家族と自分の幸せのために

「全ての悩みは人間関係に起因する」というアドラー心理学に習えば、人生で最も長い時間を共にする夫婦関係とは、もっとも大きな悩みのタネであって当然かもしれません。本書には夫、妻にとって、悩みを乗り越えて良い関係に至るため、参考になるキーワード…

19. 転職の思考法 北野唯我 <自分と社会を変えるためのメッセージ>

転職ハウツー本ではありません。自分の働き方、働く場はこのままでいいのかと悩んだ人が、「いつでも転職できる」という選択肢を持つことで、自分も、職場も、絶対によくなる。そういう熱いメッセージを送る本です。 転職を考え始めた悩める青年と、彼に厳し…

18. 家メシ道場 給食系男子 <妻も喜ぶ安い早い旨い料理>

「単身赴任」という検索ワードに引っかかってきた料理本。料理人ではないが料理好きの男たちが終結し、「材料費が一人前100円くらい」「(だいたい)3ステップで手軽に作れる」家メシメニュー、という触れ込み。実際に作ってみて、本当に簡単で、おいしい。…

17. 最高の人生と仕事をつかむ18分の法則 ピーター・ブレグマン <マルチタスクはしない>

全部をやろうとしてはいけない。時間管理で必要なのは、やらないことを決めること。この考え方をベースに、今年は何をする年か、今日は何をする日か、いまこの瞬間に何をするか、という3つの単位で、時間の使い方のヒントをくれます。46の習慣を紹介してい…

16. いまも、君を想う 川本三郎 <妻に優しくしよう>

奥さんへの、感謝の気持ちと大切さを自然と思い出させてくれる本。筆者の川本三郎さんは映画、文芸評論の第一人者。35年連れ添い、先立ってしまった7歳年下の奥様との思い出が、さまざまなエピソードごとにつむがれています。 自分と著者の夫婦関係は違いが…

15. 40代でシフトする働き方の極意 佐藤優  <等身大の働き方改革>

近年、働き方意識改革の本を非常によく見ます。最近だと堀江貴文さんの「多動力」など。なるほどと思わせる点は多いですし、起業家精神にあふれる彼らのアドバイスの中から、自分にあう点をピックアップすればいいのですが、正直、素の自分から遠くてしんど…

14. ハワイを極める50の法則 本田直之 ロコ気分でオアフを楽しむ

ハワイを拠点にマルチに活躍する本田直之氏のハワイ本。ハワイ滞在を、ちょっと暮らすように楽しむのにぴったりの一冊。家族旅行で実践した章を紹介させていただきます。<”ざっくりスケジュール”でハワイはゆったり楽しめる> 小1と園児の子連れ旅の頃、い…

13. 成功している男の服選びの秘訣 40 宮崎俊一 / 大人の服選び MB <労力をかけずセンス良く>

会社に来て行くスーツ以外の服を、いかに労力をかけずにセンス良く見せつつ予算内に収めるか。結構多くの男性が身につけたいスキルな気がします。 二冊の本ですが、前者は百貨店有名バイヤーによる2-5万円程度、後者はプチプラ通の有名ファッションブロガ…

12. 新・観光立国論 デービッド・アトキンソン <客観的目線でのインバウンド戦略>

元アナリスト、現在は国宝修復を手がける日本企業の社長であるイギリス人、という筆者が、人口減少社会を迎える日本の成長戦略として観光立国の道を説きます。 ゴールドマン・サックスで日本の不良債権規模や銀行再編を予測した敏腕アナリストであり、議論に…

11. 未来の年表 河合雅司 <20年後の働き方を考える>

インバウンドの取り込み方などでGDPの推移は変動するにしても、人口動態は大きくぶれないはずなので、著者の語る将来の日本の「人口減少カレンダー」は基本的に非常に正しいと思われる。 いくつか個人的なターニングポイントとなりそうな年をあげると、 2025…

10. 嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健 <誰にも惑わされずに生きる>

人生を人に惑わされずに生きる。それって多くの人にとって、ある意味究極の目標のひとつになるんじゃないかと。幸せって人それぞれに違うもの。でも周囲に影響されて、違いを比較して僻む、悩む。同僚や家族を含めて、自分以外の人は自分と考えが違う。でも…