花も実もある楽しい読書

人生とテニスに役立つ本

スライスだけで勝つ!シングルス編 テニス漫画『BREAK BACK』より

シングルスをスライスだけで勝つのは、ダブルスより難しい。。 ダブルスではポイントの半分以上がネットプレーで決まる。だからいかにいい状況でネットプレーに行けるか重要になる 逆にシングルスはポイントの半分以上がベースラインプレーで決まる。ベース…

大人も目から鱗が落ちる『13歳からの地政学』

子供向けのようなタイトルだけれど読み応えあり。子供でもわかる例を用いて、知ってるけれど、分かってないことを腹落ちさせてくれました。本書からそんな4つのエピソードをご紹介します。 日本は世界第4位の体積。深い海とそのメリット 民主主義の本当の…

経済の大きな流れがわかる本『父が娘に語る経済の話』

文章と例えが本当にわかりやすい。格差はなぜ起きるか、何でも買える市場社会はどう確立したか、などの問いに軽やかに答えてくれる。市場社会は未来から借金して発展したこと。人は予言を自己成就するから経済は思い通りにならないこと。機械化の未来、中央…

スライスだけで勝つ!ダブルス編 テニス漫画『BREAK BACK』より

スライス、特にフォアスラは守りのショット、消極的なイメージ。しかしある日、リターンをワンポイントで見てくれたプロコーチから「ダブルス中心で勝ちたいなら、リターンは全部スライスにしてはどうか」とのアドバイスが。 上条コーチに全部スライスで打て…

マンガでテニス上達『ベイビーステップ』リズム編

ストロークでの深く食い込まれた球、前衛で受ける速球や急に来たチャンスボール。つい手打ちになってミスしてしまいがち。 ベイビーステップ1巻 当てるだけでは返せない 相手が打つ瞬間にスプリットステップを着地する。軸足を踏み出して決める。手だけでは…

マンガでテニス上達『ベイビーステップ』正しい打点への入り方と打ち方編

テニスマンガ『ベイビーステップ』は主人公マルオ君の強みがボールコントロールなだけに、正しい打点への入り方、正しい打点での打ち方について、非常に丁寧に描かれています。 ベイビーステップ(8) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:勝木光 講談社 Amazo…

マンガでテニス上達『BREAK BACK』相手をよく見て予測編

元選手、コーチのKASAさんが描くテニス漫画『BREAK BACK』。面白いだけでなく、週末テニスプレーヤーの自分に必要な上達のヒントが、丁寧に描かれています。 今回参考にしたのは、予測して準備、次の攻撃につなげる「相手を見て予測する」ということ。 相手…

アメリカにとってのロシア、イギリスにとってのウクライナ『マンガでわかる地政学』

ロシアによるウクライナ侵攻がなぜ起きたのか。さまざまな理由は考えられますが、その訳を理解したくて思いをはせることも多い今日この頃。本屋でも地政学がちょっとしたブームになっています。 こちらの本、マンガは導入と挿し絵程度なんですが、絵を有効活…

『自分で作るテニス筋力』

腰を落とすパワーポジションを自然に作れるようにしたい。肩甲骨でラケットを引けるようにしたい。デスクワークが長いので健康とテニスのために姿勢を正したい。その辺りに重点をおいたエクササイズを、本書よりピックアップ。 正しい姿勢 デッドバグ 姿勢安…

エマニュエル・トッドの『第三次世界大戦はもう始まっている』で理解が深まるウクライナ侵攻3つの背景

リアル本屋にはいい本との出会いがある。 ロシアのウクライナ侵攻をエマニュエル・トッドはどう捉えたか。読んでみると、それまで考えたことのなかった様々な問いが浮かんできました。 ウクライナ侵攻はなぜ起きた? ウクライナは3つの違う地域だった? 各…

『スッキリわかるPython入門』を読んで、テニスレッスンの空き状況お知らせプログラムを自作してみる

このブログでは、素人が本を一冊読んでPythonの基本を理解し、WEBから丸写し可能な写経コードを拾い集め、レッスン予約の空き状況をLINEに通知するコードを組めるようになるまでをまとめています。 通っているテニススクールで週末レッスンの予約をしたいの…

『銀河英雄伝説5巻 風雲編』35年目に読み返して思うこと

この長い物語を何度読み返したか分かりませんが、いくつになっても面白い。そしてこの年になったからこそ、胸に響く一節と思うことも。5巻からはこちら。 私は最悪の民主政治でも最良の専制政治にまさると思っている。 ラインハルト・フォン・ローエングラ…

『銀河英雄伝説4巻 策謀編』35年目に読み返して思うこと

この長い物語を何度読み返したか分かりませんが、いくつになっても面白い。そしてこの年になったからこそ、胸に響く一節と思うことも。4巻からはこちら。 ユリアン、現在の状況は古来から固定しているものとわれわれは誤解しがちだ。だけど、考えてもごらん…

『銀河英雄伝説3巻 雌伏編』35年目に読み返して思うこと

この長い物語を何度読み返したか分かりませんが、いくつになっても面白い。そしてこの年になったからこそ、胸に響く一節と思うことも。3巻からはこちら。 歴史家を志していたヤンの信念。ペンは剣より強し。 剣よりペンが絶対に強い、と信じるヤンであった…

『銀河英雄伝説2巻 野望編』35年目に読み返して思うこと

この長い物語を何度読み返したか分かりませんが、いくつになっても面白い。そしてこの年になったからこそ、胸に響く一節と思うことも。2巻からはこちら。 ヴェスターラントへの対応にあらわれる、オーベルシュタインとキルヒアイスの信念の違い。自由惑星同…

『銀河英雄伝説1巻 黎明編』35年目に読み返して思うこと

この長い物語を何度読み返したか分かりませんが、いくつになっても面白い。そしてこの年になったからこそ、胸に響く一節と思うことも。1巻からはこちら。 恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもの望みはしない。だが何十年かの平和で豊か…

マンガを読んでテニス上達『BREAK BACK』フットワーク改善編

元選手、コーチのKASAさんが描くテニス漫画『BREAK BACK』。面白いだけでなく、週末テニスプレーヤーの自分に必要な上達のヒントが、丁寧に描かれています。 今回参考にしたのはフットワーク改善のコツ。動き出しとボールへの入り方が良くなるパワーポジショ…

『オードリー・タンの思考』ソーシャル・イノベーションの天才に学ぼう

本書のはじめに紹介される、インタビュー初日のオードリーの言葉。 これからあなたが本を出す前に、少なくとも2つの日本の出版社から私に関する本が出ます。どちらも私の過去の仕事を作品集のようにまとめ、通っていた幼稚園の事まで細かく書いてくれたもの…

『伝わる 短い英語』外資系勤務者の英語学習本はこれだけでいい

外資系勤務で英語には長いこと苦労しており、いいヒントがもらえる本を探していました。副題に「アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア政府公認」とあるように、短い英語=Plain Englishは、政府が国民への通じやすさ、移民の身につけやすさをガチで考…

『源頼朝の世界』鎌倉殿と歴史好きには絶対楽しい歴史エッセイ集

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。北条義時に興味を持って、義時と源頼朝のWikipediaを熟読するまで、本書の著者、永井路子さんは存じあげませんでした。 1979年出版の本書は今回の大河放映を機に復刊したようですが、今読んでもフレッシュで、鎌倉時代を…

ちきりん『自分の時間を取り戻そう』徹底するとリターンが大きい生産性アップの教え

生産性に厳しい外資系企業で長く働き、タイムマネージメントはそれなりに出来ているつもり。なので、本書を年末年始休み中に読んだ際、初見と感じる要素は多くありませんでした。しかし。 多忙な年明け第1週、ちきりんさんが言う「こんな短い時間ではとても…

一気読みをオススメするSFバディ小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

著者アンディ・ウィアーの前々作、2015年の映画「オデッセイ」でマット・デイモンが演じる主人公は火星に一人取り残されましたが、今回は一体何が? 天文学や恒星科学、物理や化学に関する科学的描写を極力正確なものに、という著者の努力の賜物で、フィクシ…

具体的な行動の指針になる『LIFE SHIFT 2 - 100年時代の行動戦略』

LIFE SHIFT 第2巻を読んでいる自分ももうすぐ50歳。企業人としてはベテランとなりつつ、60歳以降も働くつもりであり、先々の身の振り方を当然考えます。親としても、100年時代を生きる子どもの教育は自分たちの頃とは違うだろうと思いつつ、答えはありません…

読んで上手くなるテニスの本『鈴木貴男のサーブ&ボレーレッスン』動画レッスンと本のポイントを組み合わせて習得

本自体は2008年初版と古く、鈴木貴男選手のサーブ理論も進化しているので、本と動画を合わせて見るのがベター。貴男プロのYouTube「速くて入るスライスサーブ」は秀逸です。ボレーのカギは「ボレーを後ろから見て技術を学ぶ」の動画がおすすめ。自分のクセの…

AI入門書として秀逸、かつ自分のプロジェクトにいいヒントがもらえた本『文系AI人材になる』

AIを使ってビジネスを構築する人が、のぐりゅうさんの言う「文系AI人材」。対比として、ビジネスで使うAIを構築する人が「理系AI人材」。本書はまず、文系AI人材への第一歩としてキホン(役割、種類や用語)と作り方(特徴づかみの名人であるAIが作られるス…

大企業の中でイノベーションを起こすには。ケヴィン・ケリーが語る『5000日後の世界』への心構え

新書なので、筆者ならではの、広い知見にもとづく未来予測の深みやら、テクノロジーの哲学的な捉え方などは、割とあっさりしています。そのあたりは『インターネットの次にくるもの』が詳しいかと。 個人的に響いたのは、大企業がイノベーションを起こせない…

ケガなくラクにやせるランニングのアドバイス『あたらしいランニング入門』

学生の頃から長距離走は苦手で、たまに意気込んで走ると膝に痛みを感じる私ですが、テニスと散歩だけでは痩せなくなってきたし、いい方法はないかなと。そんな時に見つけた、青学駅伝チームのフィジカル指導も担当する中野ジェームズ修一さんの本書。 お勧め…

『試合に勝つテニス 鈴木貴男のダブルス講座』即効性ではなく長期服用でダブルスに効く

本書を読んですぐに草トーで勝ち上がれる訳ではなく、しばらく放置していました。ショットの精度を高めて再挑戦、それでも勝ちきれないと思ったときに、作戦力を上げたいなと。その上で本書を読むと、改めて学ぶところがあります。試合で見つけた気づきや反…

ダブルスサービスゲームキープのポイント4つ テニス漫画『BREAK BACK』より

元選手、コーチのKASAさんが描くテニス漫画『BREAK BACK』。とても面白く、そして週末テニスプレーヤー上達のヒントがたくさん描かれてる。 今回参考にしたのはダブルスのサービスキープのポイント。 作中で「ダブルスとしてこれ以上ないパーフェクトなプレ…

『保身』立ち場も、胸の内も、縛られすぎずに楽しい方へ抜け出そう

記者の藤岡雅さんが克明に記した、積水ハウスで2018年1月に起きた「クーデターの深層」。前年の地面師詐欺事件に始まり、2021年までの積水ハウス経営陣の軌跡を追います。 これだけの大企業が地面師に引っかかったことはお粗末の一言。クーデターの是非につ…