2018-01-01から1年間の記事一覧
何のために文章を書くのか。それは動いて欲しいから。相手の心を動かしたい。社内の人と合意したい。未来の自分を変えたい。だから、 「いい文章」とは、「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」のことである。 日記やメモなら読者などいない…
良い睡眠は日々の活力、仕事のパフォーマンスに直結します。本書では20の手法が紹介され、根拠も明確でいずれも納得できますが、取り入れやすいもの、効果が出やすいものには個人差があるでしょう。寝付き、夜中に目覚める頻度、朝の目覚めの快適具合、の…
禅の心とは、物事にとらわれず今この一瞬を大切に生きること。執着を手放し日々満足して生きること。よけいなものをそぎ落としシンプルに生きることです。 怒りに振り回され、人にぶつければ人間関係にヒビが入る。我慢すれば後々までストレスが残る。とはい…
垣根涼介さんの歴史小説。織田信長は、既存の枠組みに捉われずに戦争、商業、組織構築を刷新し、人材の効率的活用に尋常ではないレベルでこだわった故に成功したと描かれています。 戦国という社会が停滞しつつも勢力が均衡している時代に、他を圧倒する新し…
全ての悩みは人間関係に起因する。このアドラー心理学の考えよれば、人生で一番長い時間を過ごす夫婦関係で悩むのは、ある意味当然なんですよね。 本書には夫婦それぞれが、悩みを乗り越えて良い関係に至るためのキーワードが色々と紹介されています。 ちな…
転職ハウツー本ではありません。自分の働き方、働く場はこのままでいいのかと悩んだ人が、「いつでも転職できる」という選択肢を持つことで、自分も、職場も、絶対によくなる。そういう熱いメッセージを送る本です。 転職を考え始めた悩める青年と、彼に厳し…
「単身赴任」という検索ワードに引っかかってきた料理本。料理人ではないが料理好きの男たちが終結し、「材料費が一人前100円くらい」「(だいたい)3ステップで手軽に作れる」家メシメニュー、という触れ込み。実際に作ってみて、本当に簡単で、おいしい。…
全部をやろうとしてはいけない。大事なのは、やらないことを決めること。 この考え方をベースに、今年は何をする年か、今日は何をする日か、いまこの瞬間に何をするか、という3つの単位で、時間の使い方のヒントをくれます。 「すぐれた習慣は10もいらない…
奥さんへの、感謝の気持ちと大切さを自然と思い出させてくれる本。筆者の川本三郎さんは映画、文芸評論の第一人者。35年連れ添い、先立ってしまった7歳年下の奥様との思い出が、さまざまなエピソードごとにつむがれています。 自分と著者の夫婦関係は違いが…
近年、働き方意識改革の本をよく見ます。堀江貴文さんの「多動力」など、なるほどと思わされる点もありますし、起業家精神にあふれる彼らのアドバイスの中から自分にあう点を選べばいいのですが、正直、素の自分から遠くてしんどいことも。 佐藤優さんの本書…
ハワイを拠点にマルチに活躍する本田直之さんのハワイ本。ハワイ滞在を、暮らすように楽しむのにぴったりの一冊。家族旅行で実践した章をご紹介します。<”ざっくりスケジュール”でハワイはゆったり楽しめる> 小1と園児の子連れ旅の頃、いきあたりばったり…
会社に来て行くスーツ以外の服を、いかに労力をかけずにセンス良く見せつつ予算内に収めるか。効率的に楽しく働くためのビジネスTIPSともいえます。 百貨店有名バイヤーによる2-5万円程度のアイテム&着こなしポイント紹介です。長く着れるがゆえにコスト…
元アナリスト、現在は国宝修復を手がける日本企業の社長であるイギリス人、というデービッド・アトキンソンさんが、人口減少社会を迎える日本の成長戦略として観光立国の道を説きます。 ゴールドマン・サックスで日本の不良債権規模や銀行再編を予測した敏腕…
人生の折り返し地点。後半戦に幸福に臨むために。人生の悩みは全て対人関係だとするアドラーの教え。それぞれの人生において、もっとも強烈な対人関係の悩みを、どう乗り切るか。 私にとって本書最大の学びどころだった章を抜粋して、肝に命じたい。 権力争…
「毎朝、出社が楽しみでベッドから飛び起きる本」表紙扉のこの言葉通りになれば、人生はきっと楽しい。 会社での仕事に閉塞感を感じている人に、今の会社の中でも、もっと楽しく仕事をする方法はあると気付かせてくれる89のコトバ。読んで勉強する「自己啓…
破産歴や逮捕歴などの波乱の経験も重ねたイギリスの元国会議員にして稀代のストーリーテラー。この処女作は既に40年以上も前の作品ですが、現在も人気作家であるところがすごいです。 父親の書棚で見つけて読み始め、コン・ゲームの面白さに夢中になり、他の…
自分の生きがいって何だ。このままでいいのか。この先大丈夫かな。 こうあるべきと思い込んで役職や年収、余暇の過ごし方など、人と比べて悩む。やっと乗り越えて仕事やプライベートで満足しても、人生100年時代と言われて不安になる。 40歳を不惑と言います…
ローマ人の胸の内を、定説とされる史実を超え、著者の解釈を踏まえて描かれる本シリーズ。塩野七生さんは、それゆえ本書は歴史書ではなく「歴史エッセイ」だと言います。 正当とされる歴史書でも、著者が生きる社会背景や本人の信条が必ず反映されるもの。近…
「AIは職を奪うのではなく、テクノロジーの普及によって、人間が活躍すべき分野が変化するだけ」。100年前は日本人の5割以上が農業、林業、水産業に従事。今は5パーセント。大きな時代の変わり目である現代、100年たたずとも労働分布が変わるのは当然の…
幸せな人生を送っているはずなのに、悩みは尽きず、人生の先行きに迷う。40代に入ってよく思います。 目の前のことを頑張っていれば楽しく過ぎた10代。自由を謳歌して仕事も楽しんだ20代。結婚して子供も出来て、責任ある仕事に挑み始めた30代。それに比べて…