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「ハワイを極める50の法則」本田直之 ロコ気分でオアフを楽しむ

 ハワイを拠点にマルチに活躍する本田直之さんのハワイ本。ハワイ滞在を、暮らすように楽しむのにぴったりの一冊。家族旅行で実践した章をご紹介します。

<”ざっくりスケジュール”でハワイはゆったり楽しめる>
 小1と園児の子連れ旅の頃、いきあたりばったりで欲張ろうとしても無理はききませんでした。三食何を食べたいかと、午前、午後でやりたい事をひとつずつ計画しておくと、効率的に動けます。ハワイは朝晩は涼しいので、ビーチ遊びは暑くて気持ちの良い午後に、動物園などは日差しの穏やかな午前中にすると、小さいお子さんや奥様も楽だと思います。


<食事の計画は出発前に立てておく>
 機中泊明けで体力的にきつい初日の夕食、優雅に過ごしたい最後のランチは、あらかじめWEB経由でレストランの予約をしておきましょう。多くの店が簡単な英語メールで予約可能です。満席で探し回る羽目に陥ることもなく、安心して快適に過ごせますよ。

 

<行きの機内では眠りに徹し、帰りは寝てはいけない>
 これで時差ボケはかなり軽減されます。行きは機内販売が終了となる深夜1時過ぎまで明るいので、アイマスクが必須。機内食や映画の誘惑は我慢しましょう。ノイズキャンセリングヘッドホン、イヤホンなどがあればさらに寝やすいでしょう。帰りは心置きなく機内サービスを満喫して、逆にお昼寝は我慢です。


<おいしいロコモコを常に調査せよ!>
 著者おススメのビッグシティーダイナー Big City Diner、おススメ通りに白飯をフライドライスに変えたら美味でした。「キムチフライドライス」だったらなお良しだったのかも。現在オアフ島内で6店舗展開されているようですが、本書にあるカイムキ店、周辺にローカル向けのインテリアショップなどもあって楽しめます。個人的には、ニューオータニカイマナビーチ内の屋外レストラン、ハウツリーラナイ Hau Tree Lanaiのロコモコ。これは味も雰囲気も最高です。このレストラン一押しのエッグベネディクトもお試しあれ。


<5つのコツでパイナップルをもっとおいしく>
 著者紹介の切り方のコツ(①クラウンと呼ばれる葉をとり、②縦に真っ二つ、③芯を取って縦に4分割、③さらに縦に6分割して皮を取る)、食べ方のコツ(多くて食べきれないので、余った分はラップかジップロックで冷凍庫に)はとても参考になりました。凍らせたパイナップルは、次女が「もっとないの!?」とせがむほど好評でした。


<”泣ける”パパイヤ「カミヤ」を体験せよ!>
タイムススーパーに行ったけど噂のカミヤは買えずじまい。なかなかレア物のようです。パパイヤは追熟が必須で、3日おいてもまだ足りなかったかもしれません。


<バドワイザーよりも”地ビール”を飲め!>
 子連れパパ、コンドでビールがお楽しみ。著者おすすめの2つ、コナ・コナ・ブリューイング Kona Brewing の Kona Long Board、マウイ・ブリューイング Maui Brewing の Big Swel Ipa はウォルマートで、イチオシである ハワイ・ヌイ・ブリューイング Hawai Nui Brewing の Kaua'i Golden Aleはフードランドで発見しました。同じく Kona Brewing の Big Island は飲みやすいエールで、個人的におすすめです。以前は瓶ビールでしたが、最近は缶が主流になってきているようで、持ち運びには便利な一方、ハワイアンムードには少し欠けるかもしれませんね。


<甘〜いスイーツで時には”リトックス”する>
 紹介されてる4店中3店、ダイアモンドヘッドマーケット&グリル Diamond Market & Grill(スコーン)、オリジナルパンケーキハウス Original Pancake Houseの(小麦胚芽 Wheat Germ パンケーキ)、ワイオラシェイブアイス Waiola Shave Ice(抹茶小豆餅味)に行きましたが、家族全員大いに満足。旨味や爽やかな口当たりなど、甘党ではないパパも満足です。Diamond Market & Grill は、後でも出てきますがプレートランチ、向こうで言うお弁当がすごくおいしいので、是非訪れてみてください。


<おいしいコーヒー=コナコーヒーだけではない!>
 本田氏イチオシ、ライオン・コーヒー Lion Coffeeのチョコレートマカダミア。アラモアナショッピングセンター近くのウォルマートで6ドル、安かったです。僕には若干フレーバーが強かったけど、嫁には好評でした。


<ビーチは”目的別”で使い分けよ!>
 夏のワイメアビーチ Waimea Beach、アットホームで家族連れにおすすめです。地元客が多い感じでのんびりできます。ノースショアは、冬はビッグウェーブが来て海水浴どころではないのですが、夏は穏やか。とはいえそれなりの波はあるので、うちの4歳児は砂遊び中に波にひっくり返され、びっくりして泣いてました。パパは崖ダイブにもチャレンジできました。


<プレートランチは”ガッツリ”よりも”ヘルシー”を>
 ダイヤモンドヘッドマーケット&グリル Diamond Head Market & Grill のアヒ(まぐろ)ジンジャー、おいしかったです。ここは前述のスコーンも美味しいので、ダイヤモンドヘッド、カハラ観光などのついでに是非立ち寄っていただければと思います。ニコス Nico's at Pier 38 はポキ丼、パンケーキ、フレンチトースト、何を食べても美味。レンタカーがないと不便な場所にありますが、帰国最終日、空港でランチするより、ニコスでプレートランチを買って、モアナルア・ガーデンズ・パーク Moanalua Gardens Park で「この木なんの木」を眺めながら食べる。最後までハワイ気分が満喫できておすすめです。


<ハンバーガーは”シンプルイズザベスト”!>
 著者イチオシのキアヴェグリルは現在閉店してしまったようですね。W&Mはシンプルで、ちょっと甘めの味付け。個人的にはノースショア、ハレイワにあるクアアイナ KUA'AINA、味も雰囲気も良くて好きですね。今やハワイにも1店舗しかないのに、日本に30店舗あるので身近ですが、日本のものは少し日本風にアレンジされているそうです。なお、ハレイワまで行かれた際は、是非ジョバンニ・シュリンプ・トラックのガーリックシュリンプもお試しあれ!トラック脇の野外で食べるのですが、香ばしくて絶品です!


<”全米トップ10”のホットドッグの味を知ろう!>
 ハンクスオートドッグ Hank's Haute Dogs、肉の味がしっかりしていておいしいです。辛めかつピクルスたっぷりなので、ちょっと大人向けですね。


<ハワイは走らなきゃもったいない>
 ジョギングは苦手ですが、折角なのでコンドミニアムそばの初級者編、カピオラ二パークを歩きつつまわりました。約40分ほどの、早歩きのお散歩。


<ハワイをシェアする外さない土産の選び方>
 嫁さんが偶然選んだのが、著者おすすめのマリエのプルメリアディフューザーでした。店員さん曰く、2年以内に使わないと駄目だと。天然物の証拠ですね。さわやかで気持ちいい香りです。


<ドライブ中のラジオは”何となく”つけてはいけない>
 ハワイムードを感じられるジャワイアンでおすすめのKCCNに合わせてました。日本ではやってる曲がパワーチューンだったりして、結構普通かなー、という気もしましたが悪くはないです。


<観光客率と料理のおいしさは比例しない>
 本田氏が一番好きなレストラン、サイドストリートイン。おいしくてリーズナブルでボリューム満点です。ほうれん草サラダは最高。ポークチョップも美味。少しこってりなので、他にもお魚、野菜を試したいです。


<ロコモコを凌ぐ!?今注目のランチに挑戦せよ>
 「アロハサラダ」のシーザーサラダ、私には少し大味でした。マリオット内、アランチーノのシーザーサラダは美味。


<ハワイであえて辛いものを食べてみる>
 一押しのコリアンレストランはクローズ?代わりで探したGinna's BBQ、めちゃうまめちゃ安でオススメです。


<レストラン×ワインの黄金式をマスターする>
 ワインは飲まなかったですがカハラホテル内、ホクズのサンデーブランチは雰囲気、味ともに、大変価値がありますよ。


<ビーチサンダルは履き分けろ>
 本田氏おすすめではないが、ウォルマートの”Locals"3重ソール(1重は駄目)、5ドルで超履きやすい。


<ディープな情報収集なら新聞を買え!>
 コンドで無料で入れてくれてたのですが、確かに日曜版は読み応えありで楽しかったです。


<ハワイの写真を額縁に入れて持ち帰る>
 お土産のおまけで写真と絵をもらったので、ウォルマートで買った額に入れて飾ったら素敵になりました。部屋に飾って、いい旅の思い出になっています。


ということで色々お世話になりました!

 

本田直之のハワイを極める50の法則

本田直之のハワイを極める50の法則