元選手、コーチのKASAさんが描くテニス漫画『BREAK BACK』。面白いだけでなく、週末テニスプレーヤーの自分に必要な上達のヒントが、丁寧に描かれています。
今回参考にしたのはフットワーク改善のコツ。動き出しとボールへの入り方が良くなるパワーポジションを意識。
パワーポジション
初めてのオムニコート戦でスリップに悩む五十嵐君へ、上條コーチが授けたアドバイスが、パワーポジションで構えること。これでバランスを整えた五十嵐君はフットワークが大きく進歩します。
リターンやボレーのスタンバイ時に、パワーポジションからの第一歩を早くするためには、スプリットステップ時に必ず両足着地すること。片足ずつ交互に踏んでいる途中で球が来たら、踏んでいない方の足しか出せません。スプリットステップを両足で踏めば、フォアにもバックにも、素早く軸足を置きにいける。
フォアなら右足、バックなら左足を斜めに踏み出して軸足を決める。
スムーズに踏み込み足に体重を移動させてボールを押せる。
正しい打点に素早く入れる。軸足がしっかり決まって安定する。手打ちを脱却して体でボールを押せる。まさに一石三鳥です。
BREAK BACKを読んで学ぶ「ダブルスサービスのセオリー」はこちら。