外資系父ちゃんがすすめる100冊

妻と二人の愛娘と暮らす40代外資系課長です。続く転勤、キャリアの壁、夫婦関係など、不惑を過ぎて惑う日々。教養、ビジネス、夫婦関係、小説、マンガ、心に響く読書を通じて、悩める40代が制約を乗り越えて自由を拡大する。本の中身を実践しつつ紹介します。

17. 最高の人生と仕事をつかむ18分の法則 ピーター・ブレグマン <マルチタスクはしない>

 全部をやろうとしてはいけない。時間管理で必要なのは、やらないことを決めること。この考え方をベースに、今年は何をする年なのか、今日は何をする日なのか、いまこの瞬間、何をするのか、という3つの単位で時間の使い方までのヒントをくれます。46の習慣を紹介していますが、最後の章が「すぐれた習慣は10もいらない」というように、自分に合うものを選び、ひとつでも本当に習慣化することが出来ればしめたもの。私が取り入れたのは、マルチタスクはしない、ということです。

42. 人間はマルチタスクではない やたらに切り替えると効率が落ちる

今は「多動力」という本がベストセラーであるように、複数のやりたいことを同時に進めることが大事だ、という考え方も有力です。これは相反する考え方でもなくて、人生で複数を追うことはできても、人間は同じ瞬間に出来ることはひとつ、なのでしょう。ホリエモンさんのように、会議中にスマホを見るのはあり。ただ、スマホをいじっている瞬間は会議に対してはOFFになっていてついていけない。ホリエモンさんの場合はついていく必要がないという判断なので正しい。私が会議中にメール処理をしていると、議題から取り残されて、会議にいる意味を失う時があります。特に英語の会議だと集中していないとついていけない。会議中は議論に集中すると、生産性の向上を実感しました。著者はマルチタスクをやめると5つのメリットがあったと紹介しています。

第一に、愉快だった。とりわけそれを強く感じたのは、わが子と一緒に過ごしている時だ

私も単身赴任から自宅に帰った時は、パソコンをいじりながら子供の話を上の空で聞くのをやめ、顔を見て、膝を突き合わせて話すようにしました。子供の笑顔がよく見えて、大事な時間だと実感できます。

第二に、自分の力が試されるプロジェクトに目覚しい進展があった。

アイディアをまとめなければならない時、考えの難易度があがってもメール処理等にスイッチせずにやりきることで、圧倒的に短時間で形になるまで持っていくことができまます。

第三に、私のストレスレベルが劇的に下がった。

マルチタスクは生産性が40%落ちる、そして強いストレスがかかる、という調査結果があるようです。たくさんのボールをジャグリングのように落とさないようにする。中間管理職にはよくある状況だと思いますが、私は実際にすごくストレスを感じます。ひとつを終わらない限り、どうせ次にも進めないから、と見切りをつけると、気分が楽になります。

第四に、自分にとってよい時間の遣い方でないと感じたものに対し、いっさいの忍耐を失った。

だらだらした会議や会話のことですが、ここは相手のあることなので、自分の方でも上手に段取りをして、双方にとって有効な時間が使えるようにする必要があると感じます。

第五に、マイナス面がいっさいなかった。

マルチタスクはじっさいには同時並行ではなく、タスクの切り替えを行っている状態で、非効率的、非生産的、ときには危険でもあると。運転中の不注意みたいに。

 著者はマルチタスクの誘惑を絶つためのアドバイスとして、メールや電話の接触をオフにすること、そして非現実的に短い期限を設けること、をあげています。ものごとを動かすには締め切りが絶大な効果を発揮すると。会議を全て半分にする。なにかを達成するのに自分が必要だと思う時間の3分の1の時間を自分に与える。短時間でやれと自分にプレッシャーを与えると生産的になると同時に、実はマルチタスクは非常に大きなストレスがかかるので、むしろリラックスできるのです。

 

 

最高の人生と仕事をつかむ18分の法則

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