外資系父ちゃんがすすめる100冊

妻と二人の愛娘と暮らす40代外資系課長です。続く転勤、キャリアの壁、夫婦関係など、不惑を過ぎて惑う日々。教養、ビジネス、夫婦関係、小説、マンガ、心に響く読書を通じて、悩める40代が制約を乗り越えて自由を拡大する。本の中身を実践しつつ紹介します。

3. ローマ人の物語 塩野七生 <最高の歴史エッセイ>

綿密な考察に基づく、単行本全15巻からなる歴史エッセイ。学術的資料による裏付けから踏み込んで、ローマ人たちの胸の内、行動原理を、塩野七生さんが想像、推理して描いているので、歴史書、史実ではなく歴史エッセイとされています。それ故に史実とも言い切れないのですが、塩野さんの含蓄に富む考察が加わるからこそ面白い。愛を感じるカエサル編などは分厚い単行本丸二冊割かれていますが、さらに小説にしてもらって膨らまして欲しいぐらいでした。先日上梓されたギリシア人の物語で完結となりましたが、塩野さんの歴史エッセイ全巻は、我が家の本棚を彩る宝物です。